edry(えどりぃ)給付金だばあ
2009年6月27日 23:45先週、定額給付金だばあと使った時にホームレスが給付金をどう使うか気になったので、自分の手持ちのお金を自由にしちゃおうと考え、edry(えどりぃ)給付金として一万円をあげることにした。
第一ホームレスを発見
2009年6月27日 12時頃、秋葉原に電車で行き、秋葉原で初めに目にしたホームレスに給付金をあげると決め、駅に到着したところから。
駅から書泉ブックタワー方面に歩いて行くと、書泉ブックタワーの前で第一ホームレス発見。年齢はおよそ六十代後半で生気が感じられない。白髪でボサッとした髪型。服はランニングシャツの上に薄手の襟付きシャツをボタンを開けた状態で着ていて、首には数珠っぽい首飾りがあった。右手首にも数珠っぽいブレスレットがあり、左手首には安物の時計。ズボンはジーンズ。靴は赤っぽいスニーカー。
古びたキャスター付きの旅行カバンに生活道具一式が詰め込まれていて、なにやらものを出し入れしていた。しばらく様子を見ていると、胸ポケットからタバコの箱を取り出し、中からしけもくが一本出てきた。タバコに火をつけ歩き出す。
一万円をあげると決めてから、家を出て秋葉原に着いてホームレスを発見するまではよかったが、どうやってあげるのかを考えていなかった。歩き出したホームレスの行方を追っかけながらこれからどうするのだろうと考察してみたくなったので様子を見てみた。
彼は近くの公園に旅行カバンをまず置いて、秋葉原駅の方に歩いて行った。初めに立ち寄ったのはヨドバシAkibaの側にあるヴィ・ド・フランスというパン屋で、ショーウィンドウを眺めていた。
眺めていただけ。
次に駅の切符売場に向かった。何をしていたのかは分からないや。
その後、カバンを置いていた公園に戻り、近くのビルの間に立っていたり、ベンチに腰かけているだけだった。
他のホームレスも発見
公園の近くでは他のホームレスも見かけた。駅の側で雑誌を並べて商売をしているホームレスの人がいて、箒と塵取りを持ち出して辺りの掃除をしていた。掃除と言うより、その公園ではタバコを吸う人が多くいたので、しけもくを集めているようだった。
雑誌が売れるのか気になって見ていたが、5分ほどの間で通りがかりで買おうとしている人は4〜5人ほどいた。その内、五十代後半くらいの男性が雑誌を買っていた姿が普通にお店で買うのと変わらないことを知った。ホームレスの雑誌売りが商売として成り立っていて、それは日常の一部として当たり前のようだった。
雑誌を買った男性は近くのパソコンジャンクショップに立ち寄り、店の外に並べられたジャンクパーツを少し見たりしていたが、しばらくして地下鉄の駅へ消えて行った。
第一ホームレスを見失う
雑誌を買った男性の行動を観察しているときも第一ホームレスの人をたまに見ていたのだが、いつの間にか第一ホームレスの人がどこかに行ってしまっていた。一時間ほど公園や駅の周りを探したが見当たらない。
どうしよう...
迷っていても仕方がないので、とりあえず第一ホームレスの人が眺めていたヴィ・ド・フランスでパンを買った。
カレーパン!
まったりと、川辺で昼食。
第一ホームレスを探索
第一ホームレスはどこに行ってしまったのだろう。秋葉原駅の周りを探しても見当たらない。少し離れたところに移動した可能性があるのでホームレスの行きそうなところを考えてみたが、上野は二駅ほどの距離なので、もしかしたらそっちの方に行ったのかも。そう考え、秋葉原から上野まで続く昭和通りを歩いていくことにした。
しばらく歩いているとホームレスを五人ほど見かけたが、第一ホームレスの人ではなかった。途中にあった多慶屋というディスカウントストアで落花デラックス煎餅を買い、ただひたすら食べ歩く。
上野駅に到着したが、第一ホームレスはまだ見つからない。
上野公園はホームレスが多いので、もしかしたらここが彼の寝床なのかと考えていたが、ホームレスを三十人ほど見かけるも、第一ホームレスは見つからず。
今日は天気が良いので、行楽を目的とした家族や恋人達、観光客や美術観賞に訪れていた老夫婦など多くの人がいて、露店もあって賑わっていた。
公園も何度か歩きまわったけど、第一ホームレスは見当たらず。
上野公園側にある不忍池にも行ってみた。
ここでも十人ほどホームレスを見かけた。チョコバナナを片手に探していたが第一ホームレスは見つからず。
チョコとバナナは別々に食べるべきだと分かった。
今度は昭和通りの反対側の道で上野から秋葉原までの道のりを探しながら歩いていたが、第一ホームレスを見かけることはなかった。今日一日で五十人くらいのホームレスを見かけたが、第一ホームレスの彼にあげると決めていたので他の誰かにあげるわけにもいかず。初めに会ったときに渡してればよかったなぁ、と後悔した。
もう空も暮れてきたので諦めて帰るとしよう。
哀れみはないのでホームレスにあげる理由もないのだけど、思いつくままに給付金をあげると家を出たが、帰るまでの六時間は殆ど歩きっぱなしで疲れたし、思いつくままに途中で他のホームレスや雑誌を買った中年男性など観察していたので第一ホームレスを見失う結果となってしまった。
お金あげるのってほんと面倒くさい。こんど簡単にあげる方法考えよっと。
